スポニチ佐渡ロングライド210

2006年5月28日

レポート by コザサ

チームケンズからは初参加となるスポニチ佐渡ロングライド210にコザサさんが参加。
行くだけでも大変なのに210km走ってきました。センチュリーにハマりましたか?!

5月26日(金曜日)

当初は大会本部へ事前に送る予定であった自転車ですが、石見ライドで日頃の無茶苦茶な管理が災いしてクランクとBBが壊滅状態となり、 木曜日までケンズで修理してもらっていたので輪行となりました。

高速バスや夜行の高速バスは輪行お断りの会社が多いのですが、事前に問い合わせると藪蛇をつつく結果となる恐れがあり、 そのまま事前に問い合わせることなく輪行を強行決行する事にしました。

金曜日の夕方に福山(広尾)を中国バスで大阪に向けて出発。

21時頃に大阪に着いて、22時5分発の新潟行き夜行バスに乗りました。 心配した輪行拒否は全くなく全てスムーズに搭載して頂きました。感謝。感謝。

バスに乗ると、私が輪行で大きな荷物を貨物室に載せてもらっていた光景を見ていたのか、 前席の50代くらいのオネェサマ3名グループから声を掛けられ、「私達も出場するの」との事で、 左横の30代くらいの男性もそうだったみたいで、数名でワイワイと話しながらバスは新潟へ向かいます。

5月27日(土曜日)

やっと佐渡へ! 朝7時に新潟駅前に到着、ここからタクシー輪行でフェリー乗り場まで向かいました。料金980円なり。

フェリー乗り場に着き、JTBから送ってもらっていた乗船クーポンを差し出して輪行別途料金500円を支払ってフェリーを待つこと2時間。

出発時間が近づくにつれて段々輪行サイクリストの人数が増えてきます。乗り場はフェリーの2階席辺りに直結するようになっており、 待合室から見下ろすと駐車場には自転車を搭載した自家用車の列が沢山待っている様子が見えました。

さて、フェリーが到着して出発。佐渡島までは2時間40分ほど掛かりますので2等の広間で軽く睡眠をとったりしながら時間を潰します。 食堂もゲームセンターも完備された立派なフェリーで、昼飯にカレーを頂きましたがなかなか美味しかった。

日本全国各地から集まった参加者。スタート前日から疲れてます(苦笑) 佐渡島に到着したのが11時頃、そのまま輪行袋を担いで、シャトルバスへ乗り、大会本部までさらに40分。あ〜疲れる。 本当に遠いです。やっと大会本部に到着したのが午後2時くらい。金曜日の夕方5時くらいに福山を出発してから、実に21時間かかっているわけです(笑)

本部に到着してから、自転車の組み立てと受付・車検を行い、発信機のチェックを行います。 この発信機はタイムを計測するのではなくエイドステーションを誰が通過しているのかを確認するためのものだそうです。

会場では試乗会なとが開催されており、スコットの100万円バイクなどが乗り放題でしたので、色々と試乗して時間を潰したあと、宿に向かいました。

試乗車を乗り比べ 私がJTBに手配してもらった宿は本部から近い場所にあるので、自転車で十分に往復できる場所です。

JTBの相部屋指定で相手が誰になるのかは全く不明ですが、それもまた楽しみの一つです。

チェックインして夕食を食べ、部屋でくつろいでいると相部屋の人が到着され、簡単に自己紹介などを交わしたあと、自転車話をしつつ、夜22時には寝床に着きました。




先頭をゲット!やる気満々です。 5月28日(日曜日)

午前3時30分に起床、4時から朝食、5時前には会場に入り、荷物預かりに荷物を預けて準備完了。 5時30分くらいから選手の集合が掛かりました。

私は先頭に並びます(笑)後ろを振り返れば凄い人の列。 横には飯島美和さんが。。。思わず声を掛けて写真をパチリ。あはは、なにやってんだか。。

天気予報は曇り一時雨で昼過ぎから晴れという予報。空は薄明るくなってきており、雨も止んで天気は回復傾向でしたので、 持参していた雨合羽は重くなる事を考えて持たずにスタートする事にしました(後で後悔する事になろうとは。。。)

いよいよスタート カウントダウンが始まり、いよいよスタートです。私は一気にスパートしてトップで走り始めます。気持ちいい〜。

先導にハーレーのオートバイが1台走っているだけで、他には誰もいません。時速は45km/h、オートバイに追いつくくらいの勢いで走ります。 振り返ると誰もついてこない。完全単独トップの一人旅です〜。(単なるバカ)

そんな感じで平坦を3キロくらい走ったかな、道は軽い登り坂になってきました。ここで疲れが出てきて一気にペースダウン。 うえ〜まだ3キロかよ〜、この先207キロもある。。と思いつつ登りをこなしておりましたら、結構な速度差で4台(たしか)の列車が私をブッチぎって走り去りました。

スタート前のコザサさん 先頭の2台はナルシマフレンドのジャージだったと思います。 あまりの速度差で列車の後ろに着こうかという思考が発生する暇もなく、遠ざかっていく後姿を見ながら、、仕方なくマイペースで登りました。

暫くそのまま単独で走行していると、先頭の列車から千切れた一人が落ちてきました。 追いついてしばらくは2人で会話しながら走ってましたが、後ろから第2集団が来るまで待とうという事になり、ボチボチで流していると おお!!来た来た。7人くらいの第2集団です。

「混ぜてくれ〜」と声を掛けて40km/hまで加速して第2集団に合流しました。 お〜速い〜。40km/h以下にはならないスピードで我々は進みます。

海沿いの道は見通しが良い場所も多々あり、まだ先頭集団が見える位置で我々の第2集団は進みます。この時点で先頭集団とは30秒もあるかどうかという差だったと思います。

まだまだ写真を撮る余裕もあるので第二集団最後方からパチリと。

景色を楽しむ余裕はあったのかなかったのか?! しばらくこの状態で進みますが、時速40km/h以上で延々と走り続ける列車で、段々しんどくなってきまして、、 私には先頭を引く余裕はあまりなく、、、私が2番手になっても私は代わらないので、3番手の人が私を追い越して先頭を引くという状態でした。(もうしわけないっす。すみません)

そうこうするうちに、ちょっとした登り坂に差し掛かり、早々に私は千切れそうになります。 うわ。。。厳しい。。。と、後ろから「千切れるなよ〜千切れたら終わりだぞ〜」と声を掛けて私を抜いていく人。。 あ〜、だめだ。、、、、。あっという間に単独になってしまいました。

くそ〜、と思っていると、後ろから大きなディーゼル音。振り返ると大型のバスです。

なんとか第2集団に追いついたが... やった〜!!、抜かせつつ加速してバスの後ろへ付いてドラフティング開始。時速は45km/hまで加速、 そのままドラフティングで走行しつづけてあっという間に第二集団に復帰しました(笑)

が、しかし、、、そのバスを利用して、第2集団の先頭2人が逃げます。
うわー、第2集団に追いついて安心してしまっていた私は、バスとの車間距離が遠く付いていけません。 ありゃゃゃゃゃ、第2集団がバラけてしまった〜。

なんちゅーこっちゃ、結局、第2集団は粉砕してしまい、積極的に先頭を引いていた二人だけが遠く彼方に。。。。 残された我々は、等間隔な単独走行モードに突入しざるを得なくなってしまいました。

海際あり山ありのコース まぁ〜先頭を引かなかったし文句は言えんな〜。と思いつつ、単独走行を続けます。

55キロポイントの第3エイドステーションでトイレを済ませ、係員に聞くと「貴方で13人目の通過者で、先頭集団からは数分です」という事。 まだまだ俺も捨てたもんじゃないな。とか思いつつ(笑)

56キロポイントから始まる最初のヒルクライムに向かいます。 標高差300mの通称Z坂という坂だそうで、その名の通りZな感じ(どんな感じじゃい)の坂でした。

ここで2人に抜かされます。ヒルクライムの度に千切れたり、抜かれるので、つくづく自分はヒルクライムが弱いと実感しつつ登りました。

上りもあり... あとは延々と一人旅、途中、数名と列車を組む事があってもペースが会わず長続きしません。途中から降り出した激しい雨に身体を冷やされて辛い走行が続きました。

どうでもいいけど、石見ライドも初日はスゲー雨だったし、俺って雨男かな。 辛いし寒いし、なんでこんな事を佐渡島に来てまでやってんだろ。とか萎え萎えの気持ちが強くなってきますが、惰性でなんとか進んでいる感じです。 この時点で100キロ、まだ半分かと思うと元気が益々なくなります。合羽は無いし雨は止まないし身体は益々冷えるし。

国東の反省から補給と給水を強制的に取るようにしていたので、心臓や筋肉関係は大丈夫な感じでしたが、寒さがつらくて気持ちは萎えた状態でした。

なんとか間に合った夜行バス 雨が一段落したのが150キロくらいの場所で、身体が乾き始めた160キロを過ぎたくらいから元気が回復してきて、 どんどん先行バイクをパスできるようになってきました。気が付くと私が先頭の4人組み列車が完成していて、先頭のまま170キロポイントにある、 最後のエイドステーションまで突っ走りました。

だが、気もち良かったのもここまで、170キロを過ぎたところから再び雨が降り始めてまたもや元気がなくなりつつ進みます。 最後になってからの雨は結構強くて、全身びしょ濡れです。 寒いしつらいしで元気もなくなり淡々と進むだけ。

両津港16時10分発のフェリーに乗らないと帰れないので、大会本部15時発のシャトルバスに乗らないといけません。

女子大生によるマッサージも!参加したくなった? もはやそれだけを念仏の様に唱えて、脅迫観念に追われるように漕ぎ続けました。

200キロを超えて見慣れた風景の街中に帰ってくると、ああ、この苦痛から開放される喜びと、この悪条件で完走できたことに感動し年甲斐もなく涙が出てきました。

最後のストレートで小さくガッツポーズしながらゴールゲートをくぐりました。ゴールは13時40分。やった〜!!シャトルバスに乗れる!!。本当に疲れた。

重い足で自転車を漕ぎながら黒猫ヤマトの発送所まで移動し、自転車を梱包して発送手続きを終えてから、服を着替えてシャトルバスに乗ったら、も〜ダメ。 睡魔に誘われるままに寝てしまいました。

帰りのフェリーも2等の床の間で睡眠。新潟駅からの夜行バスでも速攻睡眠状態でした。

天候だけが悔やまれた佐渡ロングライド210キロでした。 来年行くかどうかは週間天気予報次第ですな〜。

★サイコンデータ
走行距離208キロ
走行時間7時間23分
走行平均速度28.2km/h
休憩含む総所要時間7時間40分間
(因みにトップ選手は6時間45分間(時刻12時45分)でゴールしたらしいです。トップから1時間以内なのでまぁ〜いいか(笑))

BY コザサ


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